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Travel スペイン旅行記6

グラナダ

次はグラナダに向かった。
また大聖堂
グラナダとは、あの有名なアルハンブラ宮殿(スペイン語ではアランブラ)のある街だ。街のロータリーのところでバスから降ろされ、2時すぎ頃まで自由行動とのこと。
とりあえず開館時間がもうすぐ終わってしまいそうな大聖堂(カテドラル)まで走った。
また大聖堂かよ、と内心すこし思ったが、教会としてはやはりデカい。長崎の教会と比べたら城とテントぐらい違う。
大聖堂を出て、またシエスタになりかけていたので適当にレストランに入って昼メシを済ませた。近くの土産物屋に行くと、前に見た組木細工のほかに「クレヨンしんちゃん」のぬいぐるみを売っていた。スペインではクレヨンしんちゃんが大人気らしい。(テレビで見てはいない。ドラえもんは見た。というか毎朝やってた。ジャイアンの声がオペラ歌手みたいな声だった。)

この日の晩は山の上のホテルなのでご飯が食べれなくなるのでサンドイッチとかの食事を買っておくように添乗員に言われていたのでエルコルテ・イングレスというデパートというかショッピングセンターでパンなどを買った。バスに乗り込みいよいよアルハンブラ宮殿に行く。高い丘の上に立っているので車で行かないとしんどいと思う。
宮殿の中はガイドといっしょに行かないといけないことになっているらしい。なんかうさんくさいガイドだった。しかも進むのがやたら早くついていくのもしんどいし、何よりも もっと見させろって!
仕方がないので最後尾でついていった。僕らはガイドの説明なんかよりも自分の目でもっとよく見たい、と思っていた。 中庭
中庭2 ライオンの中庭
それにしてもなかなかよくできたお屋敷だ。建物そのものよりも庭がすごい。日本の庭園は自然を表現しているらしいが、ここの庭は噴水や花壇などの人工の庭なのだが手入れの入れ方がこりすぎている。葉っぱの緑や花の黄色が赤い壁とよく合う。なんだか気分が落ち着いてくるような気がした。
賞味45分くらいしか見れませんでしたが。
ガイドとかほんまいらんし。不必要。

アルハンブラ丘を降りて組み木細工の土産物屋に連れて行かれた後、別の丘の上にあるホテルへと向かった。
たしかに何もない。レストランどころか部屋にテレビもない。夜の7時くらいからオプショナルツアーで本場のフラメンコを見ることになっていたので、それまで時間をつぶさなければならなかった。
アルハンブラ
グラナダの夜景
ホテルのそばにあった高台まで歩いて行ってみると、恐ろしく広い景色を見ることができた。そこからよく見てみるとホテルの裏手あたりからもっと高い丘(山のてっぺん)に通じる道を発見。行ってみると鎖がしてあったが乗り越えてその丘に登った。傾斜が45度以上ある急な斜面で、しかも砂礫なので足場はもろいし、ぺんぺん草しか生えてないのでつかむものもあまりないので困難を極めたがかなり上のほうまで上ることができた。するとすぐ横にライトアップされたアルハンブラ宮殿が見えた。
宮殿そのものは中から見るよりこうやって外から見たほうがきれいなような気がした。

7時ごろになってみんなでミニバスに乗ってフラメンコを見に行った。ちょうど右の写真のアルハンブラ宮殿の手前にある白い建物があるあるあたりでやっていた。その建物に入ると中は幅が2.5mほどの洞穴みたいに細長い構造をしていて壁伝いに丸椅子が並べられていた。ちょうどその洞窟の真ん中あたりに座ることができた(奥の方でも入り口に近いほうでもなく、と言う意味)。
フラメンコはもともとはジプシーと呼ばれるインドのあたりからの旅芸人の踊りだったらしい。 また手拍子にカスタネットを使っていると思われがちだが、素手での手拍子が本場だそうだ。
ホントに目のまん前で踊っていた。迫力がありすぎて度肝を抜かれていたのでよくは覚えてないが、 手の動きがなんとなく艶かしかったと思う。
さっきも書いたように手拍子は素手で行われていて、それがリズムの元になっているのだが、僕の前に座っていた別のツアーの日本人のおばさん(おばあさん?)が初めから最後までズレた手拍子をやっていたのが気になった。

1時間半近くたって、ホテルに帰った。さっきの高台に上ってみると夜景がすごくキレイになっていた。


次は祭りの真っ最中のバレンシアへ。

つづく
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