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Travel スペイン旅行記４ |
セビーリャ朝の9時頃だったかホテルを出てしばらくバスに乗ってセビーリャに到着。そこで数時間自由行動を取れた。
さすがに大きい。が、やはりだんだん慣れてきた。内心また教会かよ、と思ってしまった。でもやっぱスゴイ。中にコロンブスの墓もあった。コロンブスはスペイン語では「コロン」というらしい。 大聖堂に隣接して塔が立っていて上れるようになっていた。以前イタリアのフィレンツェのドゥオモ(大聖堂)の塔に登ったとき螺旋階段が長すぎて発狂しそうになったことがあるので少し警戒したが、螺旋状の廊下のようになっていたのでまだましだった。塔の上から下を見ると中庭にまたオレンジの木が大量に植えられているのが見えた。塔を降りて中庭にある土産屋に行くと、金髪の同い年くらいの女の子がいた。 なんか見覚えがあるよなぁといとこに話すと彼も同じことを思ったらしい。 ”Excuse me. Have you met before?”（すいません、前に会いませんでした？） と話しかけると、なんと水道橋のあったセゴビアで写真を撮ってあげた子だった。向こうも思い出したらしく”Oh！”と驚いていた。カリフォルニアから来た大学生だと言っていた。ここで会ったのもなんかの縁だ、と思っていっしょに写真を撮ってもらった。それにしてもすごい偶然もあるもんだ。４,５百キロ離れた場所でまた再会できるなんて。  次は闘牛場に行ってみることにした。 テロによる喪中のせいで闘牛のシーズン開始が数日から数週間程度延期になってしまっていて見ることができなかった。くっそぅ、テロリストたちめ。中を見学することはできた。なかなか広い。殺した牛を解体する部屋などもあった。それにしてもなんで闘牛なんかやるんだろう。牛を殺すショーなんて野蛮なような気がするんだけど。ローマ帝国のコロッセオでやっていた剣闘士のショーなんかとほとんど同じだ。2000年近くたっても人間あまり進歩しないんだな。 次は王宮「アルカサル」に向かった。イスラムっぽい模様が彫ってある壁などが独特の雰囲気を出していた。 話によるとグラナダのアルハンブラ宮殿を真似て作ったものらしい。真似して作ったものでもそこそこすごいのだから本物の宮殿はさぞすごいだろうな、と期待が高まる。 腹が減ったのでその辺のレストランに入るとイタリア料理屋だった。人がいっぱい入っていたし、スペイン料理にいいかげんうんざりしていた僕らはかなり喜んだ。久しぶりにまともなメシが食える。予想通りすごいおいしい。ボニッシモ!!（サイコーっス!!）やっぱりイタリア料理は日本人の舌にあうんだわ。 見るべきものはだいたい見たので集合時間までぶらぶらしていた。集合時間になりバスに乗ってホテルへと向かう。ホテルに到着した後、近くにスーパーがあるというので行ってみた。歩いて20分くらいのとこにバカでかいカルフールがあった。非常食を捜し歩いていると例の横浜の人とまた会った。やっぱり行動パターンが似てる、この人。ホテルに帰っていっしょに飲もうかということになって別れた。なにしろワインがやたら安いのだ。水より安い。僕らはオレンジ、ワイン、その他なんかを買った。その後、その店舗の中にあるファーストフード店に入りハンバーガーを食べた。言葉が通じなくても上に飾っている看板を指差して頼めるからだ。また飲み物はコーラ(コーラは万国共通らしい)。 ホテルに帰って横浜の人の部屋に行った。オレンジとワインを持って。彼は缶詰かなんかを食べていた。話しているうちに野球の話、サッカーの話になった。いとこが野球、サッカーに異常にくわしいので話にノリまくっていた。横浜の人も劣らず詳しく、２人でよくわからない選手のことなどを話していた。僕は完全にハミゴ状態にあった。そんな選手の名前なんか覚えてないっつーの。かれこれ２時間近くそんな話がつづいて自分たちの部屋に帰って寝た。まぁ彼とまた仲良くなれたからいいや。 つづく |
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